光回線は何ギガがおすすめ?1ギガ・10ギガの違いと選び方を解説

光回線

光回線を選ぶときに「1ギガとか10ギガって、どう違うんだろう?」
こんな風に思ったこと、ありませんか?

回線プランを調べていると、1ギガ・10ギガという数値を見かけます。
ですが、どのプランが自分に合ってるのか、ちょっと分かりにくいです。

「1ギガだと、もしかして遅いの?10ギガのほうが速そうだけど、結局どっちがいいんだろう?」
こういう疑問は、当然出てきます。

たしかに、10ギガの方が速いのは間違いないありません。
でも、その速さが自分にとってどんなメリットがあるのか。
よく分からない状態では選べませんよね?

そんな疑問を解消して、自分にぴったりの回線プランを見つけるためのポイントを、この先で分かりやすく紹介していきます!

光回線の速度とは?1ギガ・10ギガの違いを理解しよう

インターネットの速度というのは、データがどれだけ速く送受信されるかを表しています。
簡単に言うと、インターネットがどれだけスムーズに動くかということです。

よく「1ギガ(Gbps)」「10ギガ(Gbps)」という数字が出てきますが、この数字が大きいほど、インターネットが速く、たくさんのデータを素早くやり取りできます。

1ギガ(Gbps)

1ギガは、たくさんの家庭で普通に使われている標準的な速度です。
この速度なら、メールの送受信・動画の視聴・オンラインゲームをするには十分です。

ただし、大きなファイルをよくダウンロード・超高画質の動画視聴など。
このような場合は、少し遅いと感じることがあるかもしれません。

10ギガ(Gbps)

10ギガは、1ギガの10倍の速さです。
これだけ速いと、同時にたくさんのデバイスを使っても、通信速度は遅くなりにくいです。
他にも、4Kや8Kの超高画質動画を見る、オンラインゲームをする時も遅延を感じず快適!
ただし、その分、料金が高くなるので、普段の使い方に合っているか考える必要があります。

プランメリットデメリット
1ギガ(Gbps)・メールの送受信、動画視聴、
ゲームプレイにも十分な速度
・大容量のファイルを頻繁に扱うと速度が物足りないことがある
10ギガ(Gbps)・非常に高速で、たくさんのデバイスを同時に使用しても安定

・4K/8K動画視聴や大容量データのアップロードに最適
・料金が高くなる
・日常用途にはオーバースペックになる可能性がある

より詳細なインターネット利用の速度目安

使用例必要Mbps備考
メールの送受信1 Mbpsテキストメールなら問題なく快適に利用できる
ウェブサイトの閲覧5-10 Mbps画像や動画の多いページもスムーズに閲覧可能
動画視聴(4K画質)25 Mbps4K画質の動画も十分に視聴可能
オンラインゲーム30-100 Mbps大半のオンラインゲームが快適にプレイ可能

光回線10ギガの導入に必要なもの

1ギガ・10ギガの速度の特徴を紹介しましたが、そもそも10ギガの通信環境を整えるにはさまざまな条件があります。

光回線の10ギガプランに興味があっても、利用ができないなら意味がなくなってしまいます。
10ギガの通信速度を利用するために何が必要なのか、そしてどんな準備が必要になるのか。
以下のポイントで確認してみましょう。

10ギガ対応エリアか確認しよう

まず最初に、自分の家が「10ギガ対応エリア」にあるかどうかを確認しましょう。
これはすべての地域で利用できるわけではなく、対応エリアは限られています。

プロバイダーの公式サイトで住所を入力して、対応エリアかが確認できます。
エリア外だと残念ながら利用は難しいです。

10ギガ対応の機器を用意しよう

次に、10ギガの速度を利用するために必要な機器が必要になります。
従来の機器では、10ギガの速度を最大限に引き出すことができません。
例えば、以下のような機器が必要です。

・10ギガ対応ルーター
通常のルーターは1ギガまでの対応な事が多く、10ギガ対応のルーターが必要です。

10ギガ対応LANケーブル
高速通信にはカテゴリ6A以上のLANケーブルを使用しましょう。

・10ギガ対応しているデバイス
パソコンや他のデバイスも10ギガ対応でないと、その速度を活かせません。
LANポートやネットワークカードが10ギガ対応か確認しましょう。

工事が必要な場合がある

10ギガ対応エリア内であり、すでに光回線を自宅に導入していても、追加の工事が必要になる場合があります。

これは、ケーブルも10ギガに対応したものでないと利用できないからです。
また、マンションやアパートの場合だと、プロバイダー側が10ギガプランの提供をしてない場合もあります。

10ギガプランだけが答えじゃない!通信速度を上げる他の方法

「10ギガプランに興味があったけれど、専用の機材は高価だし、自分の住んでいる場所では使えないから、諦めるしかないか…」そんな風に感じていませんか?

でも、大丈夫!通信速度を上げるための方法は、10ギガプランの利用だけではありません。
他にもいくつかの方法があるので、ぜひ試してみてください。

新しいルーターに買い替えてみよう

インターネットの速度は、使っているルーターの性能に大きく影響されます。
もし古いルーターを使っているなら、それが原因で通信速度が遅く感じられることがあります。
そんな時は、新しい高性能なルーターに買い替えてみると、速度がぐんと速くなることがありますよ。

2019年には「Wi-Fi 6」という新しい規格に対応したルーターも発売されています。
対応しているデバイスを使用しているなら、より安定して速い通信が期待できます。
家の中でたくさんのスマホやパソコンなどを同時に使う場合でも、スムーズにインターネットを楽しめるようになるかもしれません。

有線接続を試してみよう

Wi-Fiは、電波が弱く、他の電波と干渉するなどで速度が遅くなることがあります。

もし可能なら、パソコンやゲーム機を直接ケーブルで接続(有線接続)してみましょう。
そうすることで、もっと安定して速いインターネットが使えるようになります。

さらに、良い品質のLANケーブルを使うと、より高い通信速度が出ることがあります。
ケーブルの種類もチェックしてみると良いですよ。

他のプランも検討しよう

10ギガプランが使えなくても、他のプランで十分速いネット環境を手に入れることができます。
たとえば、2ギガなどのプランでも、十分な速度を提供してくれることが多いです。

また、同じプランでも、プロバイダーによってサービスの質が違うことがあるので、いくつかの会社を比べてみるのもおすすめです。

自分に合ったプランを見つけることで、コストを抑えながら、もっと快適なインターネット環境を手に入れられるかもしれません。

プロバイダーを変えてみよう

同じ1ギガプランでも、契約しているプロバイダーによって、速度やインターネットの安定性が違うことがあります。

今使っているプロバイダーに満足していないなら、他のプロバイダーに乗り換えることで、インターネット環境が良くなる可能性があります。

特に、プロバイダーによっては特定の地域でより良いサービスを提供していることもあるので、自分の住んでいる場所に合ったプロバイダーを探してみると良いでしょう。

光回線は何ギガがおすすめ?1ギガ・10ギガの違いと選び方を解説:まとめ

  • 光回線の1ギガ・10ギガの違いについて理解しよう
    ・1ギガ(Gbps):メールの送受信・動画の視聴・ゲームをするには十分
    ・10ギガ(Gbps):4K/8K動画視聴や大容量データのアップロードに最適
  • 光回線10ギガの導入に必要なもの
    ・10ギガ対応エリアか確認しよう
    ・10ギガ対応の機器を用意しよう
    ・工事が必要な場合がある
  • 10ギガプラン以外の通信速度を上げる方法
    ・新しいルーターに買い替えてみよう
    ・有線接続を試してみよう
    ・他のプランも検討しよう
    ・プロバイダーを変えてみよう

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